今や薄毛に悩む人の数は成人男性の5人に1人と言われています。
少しでも気になりだしたら、原因を探り生活習慣を改善すると共に、AGA治療薬を使って早めに対応しましょう。

AGA治療薬として有名なのがフィナステリドです。
フィナステリドというのは入っている有効成分のことであり、プロペシアという商品名で知っている方も多いのではないでしょうか。
プロペシアは20年ほど前に開発された薬で、日本で唯一認可されたフィナステリド含有薬です。

フィナステリドの効果とは

AGAは男性型脱毛症を意味します。
ジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンが毛根に働きかけることでヘアサイクルが乱れ、髪の毛が十分に成長することなく抜け落ちていくことから次第に薄毛が進行していってしまうのです。
ジヒドロテストステロンは5αー還元酵素が働きかけることで生まれるのですが、プロペシアの有効成分・フィナステリドはこの還元酵素を阻害する効果を持っているのです。
服用することでヘアサイクルが正常に戻ることで薄毛を改善します。

AGA治療の方法としては他にもさまざまあります。
ほかにも治療薬はありますし、自毛植毛で元気な自分の毛を薄くなっている部分に植えつけることもあるのです。
ただ、そんな中でフィナステリド治療法は特に医学的にも推奨されるとされています。
日本皮膚科学会では5段階評価の中でもAを獲得しました。
フィナステリドを服用することで直接的にテストステロンを減らしてしまうような作用もなく、理論上は男性機能などにも影響は与えないとされています。

フィナステリド使用者の60パーセントくらいは使用を続けることで薄毛が改善しているという臨床試験の結果もあります。
服用しているにも関わらず薄毛が進行してしまったという方はほんの2パーセントくらい、AGAの振興を止める効果は高くおすすめの薬と言えます。

ドラッグストアや薬局に行くとさまざまな育毛剤が並んでいますが、プロペシアは置いてないので注意してください。
医療用に分類されるため処方箋がないと購入できない決まりとなっているのです。
AGA治療を行うクリニックで処方してもらう、あるいは通販で個人輸入代行業者を通じて手に入れるかどちらかになります。
ただし、通販の場合には悪徳業者も横行していることもあり、安全安心に使用したいというならクリニックの方がおすすめです。
偽薬を使用することで、効果がないばかりか副作用が強く出てしまったらこまります。

薄くなってきた頭髪の様子を診てもらうのは恥ずかしいことでしょうが、専門医に相談することでプロペシアが治療薬として適しているのか・どういった生活習慣が影響しているのかなど詳しく知ることができ、アドバイスをもらうこともできます。
用法用量についてもきちんと指導してもらえます。

フィナステリドの効果が現れるのはいつ?

多くの方が効果を実感できるという夢のような薬・プロペシアですが、決して夢の薬ではありません。
服用してすぐに効果が現われる即効性のある薬ではなく継続して服用することが必要です。
その期間は人それぞれ異なります。
ただ、最低でも3ヶ月から4ヶ月くらいは、普通は半年以上の期間、頑張って続けることを考えて使用開始してください。
遅ければもっとかかります。
1ヶ月か2ヶ月ほどで「変化が見られない。
」とあきらめてしまったり、予算的に続かなくて途中であきらめてしまうのであればもったいないです。
まずはフィナステリドの効果で少しずつヘアサイクルが正常に戻っていき、成長途中で抜け落ちてしまう毛が徐々に減っていって少しずつ密集度を上げていくのです。
普通に薄毛ではない方でも、髪の毛が伸びたことを実感するまでにはある程度の期間はかかります。
ましてや薄くなっていたものがそれなりに生え揃ってくるまでにはそれなりの期間を有するのです。
気長にがんばることが必要です。
それに、フィナステリドを使った薄毛治療法だとちょっとずつの変化ですから、かつらと違ってばれる心配がないのは利点と言えるでしょう。

現代に生きる成人男性がこれほどまで多くAGAに悩んでいるのはその生活習慣に原因があります。
食の欧米化や忙しくて自炊する暇もないことにより、食生活が乱れてしまい、外食やコンビニ弁当中心・肉や脂っぽいもの中心となっているからです。
ずっとパソコンの前に座りっぱなしのデスクワークの日々で休日にも身体を動かす習慣がないからです。
仕事や人間関係で常にストレスを抱えていて質のよい眠りも摂れずにいるからです。

フィナステリドがあるからとこれまでのそんな生活を変わらず続けていては効果は出にくくなります。
AGA治療院でも生活指導はあったのではないでしょうか。
これを機会に改めるようにしましょう。
せっかくの高い薬が無駄になります。
それにこのままの生活を続けていては生活習慣病の危険性もあります。
動脈硬化でやがては脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わるような病気になることもあります。
再びフサフサの髪の毛が取り戻せて、更には身体の中から若々しく元気でいるためにも、食事内容の見直しや適度な運動・ストレス解消法など身につけてください。

フィナステリドの副作用

直接的にテストステロンを減らす薬ではないため、理論上は男性機能などに影響はないと言われています。
とはいえ、必ずしもそうとは言い切れず、性機能に関する副作用の例も報告されているのです。
たとえば性欲減退であったり、勃起能力の低下であったり、いずれも数パーセントという非常に低い数字です。
フィナステリドの入っていないプラセボを服用したときも同じ程度の数字が現れたのですから、副作用を理由にフィナステリドの服用をやめる必要はないでしょう。
100人使用する中の1人か2人程度です。
とはいえ、もしも何らかの症状が現れたら使用をやめて医師に相談する方がよいでしょう。
ごくまれに肝機能に障害が起こることもあり、こちらも注意が必要です。
服用することで胃の不快感を感じたという方もいます。

薄毛が治っても性欲が減退してしまっていてはせっかくパートナーが見つかっても性行為をして自身の遺伝子を残すという行為ができなくなります。
ただ、フィナステリドの場合は理屈の上では性欲減退・EDといった症状は現れないと言われているため、どちらか天秤にかける必要はありません。
男性にとってはどちらも大切です。

ちなみに、まだ現代医学においてはAGAを完治させる薬と言うのは出てきていません。
フィナステリドの服用を続けている間は確かにヘアサイクルが正常化するため薄毛の進行はストップし、髪の毛もまたふさふさになっていくでしょう。
ただ服用を止めてしまうと脱毛症状は再び進行して行くのです。
半年程度で髪の毛が取り戻せたあとも、フサフサ状態を続けたいと思う期間はずっと服用し続けなければならないのです。

フィナステリドはAGA・男性型脱毛症のための薬です。
服用することで男性ホルモンに働きかけることから女性が使用しても意味はありません。
それどころか女性、特に妊娠中や妊娠の可能性のある方・授乳中の方にとっては使用禁忌の薬となっているため注意しましょう。
男の胎児のジヒドロテストステロンが低下してしまい生殖器官などの正常な発育に影響を及ぼすのです。
たとえ服用しなくとも、皮膚からも吸収してしまいます。
同棲中や結婚後も服用を続けると言うのであれば、絶対にパートナーの手に触れる場所に放置していてはいけないのです。
大きな副作用に苦しめられることになってしまうのです。